



2017年に宇宙日本食としてJAXAからの認証を
得た
「亀田の柿の種(宇宙食)」が
2020年12月遂に宇宙に到着。
2021年2月、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の
野口聡一宇宙飛行士に食べていただきました。
2014年の発足から7年、
悲願のプロジェクトが完結!










市販の「200g 亀田の柿の種 6袋詰」の賞味期限は「180日」ですが、「亀田の柿の種(宇宙食)」では「1年6カ月」の賞味期限です。脱酸素剤を封入することで、味の劣化や酸化を防ぐことに成功しました。また、通常の袋に入った「亀田の柿の種」とは異なり、「亀田の柿の種(宇宙食)」は、輸送中の破損防止のため四角のトレーに入れています。トレーの蓋と外側底面には面ファスナーがついており、繰り返し蓋を開閉することができ、テーブルや壁、被服等にもくっつけることができるようにするなど、無重力の宇宙でも飛び散ることなく食べられるよう工夫しました。
ただ、宇宙でも普段と変わらない「亀田の柿の種」の味を楽しんでいただくことで、少しでも日本を感じてリラックスしてもらえるよう、あえて市販品と味は変えていません。


厳しい衛生管理や、新しい品質保証基準への対応等の苦労もありましたが、保存試験期間の長さが最も苦労しました。亀田製菓の通常商品のサイクルではほとんどないスケールで、保存する温度もJAXA指定のため、特別な宇宙日本食専用保管庫を用意するなど、基準を満たすために奔走しました。実は、梅しそ味とわさび味の「亀田の柿の種」も保存試験にかけたのですが、味や風味を維持しきれず、残念ながら断念してしまいました。
また、JAXAの安全基準を完璧に満たすために、「亀田の柿の種(宇宙食)」の生産における新しい社内製造基準をつくらなければならず、何度も修正、やり直しを繰り返しました。正直、逃げ出したくなるときもありました。
野口宇宙飛行士が持っていく宇宙日本食に採用され、実際に宇宙で浮かんでいる映像を見た時、やり遂げて良かったと改めて感じました。
詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら

詳しくはこちら
